パソコン・WEB作成のサポートと読書会のブログ|滋賀県大津市

長年のパソコン講師&WEBマスターの経験と、カウンセリングやコーチングスキルを合わせて、WEBコーチングやってます。おすすめの書籍もご紹介。もう一つのブログでセラピスト活動紹介してます

書籍紹介【11歳からの正しく怖がるインターネット】

最初に、11歳からの、とタイトルにありますが、大人が読んでも大丈夫、むしろ大人こそ読んでほしい一冊です。

インターネット、と聞いて真っ先に思い浮かべる単語はなんですか?

楽しい、便利、役に立つ、すごい!といういわばポジティブな言葉から、わからない、怖い、不安、なんてことまで色んな言葉で表現されるのではないでしょうか。

この本は、どちらかと言うと「わからない」「怖い」「不安」な側面がわかりやすく解説されています。

この本の著者である、小木曽健氏は携帯電話向けサービス会社GREEの「安心・安全チーム」マネージャーで、全国でネットの安全に関する講演を行っている方です。

最初に、「ネットの中=渋谷のスクランブル交差点」と言う例えから始まります。

ネットに情報を書き込む=渋谷のスクランブル交差点で、プラカードに自分の情報を書き込んで立っているようなもの、ということです。

炎上の例や仕組み、情報の流出の仕組み、事件があった時の個人の特定の仕組みの話、乗っ取りはどうやって起こるのか、ネット詐欺の現状などを、わかりやすい例え話などを交えながら解説されています。

Facebooktwitterでアプリを許可すると何が起こるか、なんていうことも、わかりやすく説明されています。

今、SNSをとりあえず使っているという方には、これは危ないよ、これは大丈夫だよ、ということがなんとなく理解できるのではないでしょうか。

ネットの危険以外で、印象に残ったことが2点。

一つは「情報はすべてが事実ではない」ということ。

ネット上の情報は多岐に渡ってはいますが、そのすべてを自分が取り入れようとすると、どこかで矛盾が起きてきます。

情報というものは、自分自身の経験や体験、普段から持っている価値観に基づいて、自分で取捨選択していくことが大切なのです。

それができれば、ネットの情報に振り回されることがなくなってくると思うのです。

2つめは、「未来とAI(人工知能)」について

AIの発達とともに、人間の仕事がどんどんAIに代わっていくと言われているのですが、AIの発展に対して、またはその関連事業として、今までになかった仕事が作り出されていく未来について語られています。

今、仕事がなくなるというよりは、AIが発達した将来、きっと今からは考えられない世界や想定外の仕事ができると思うと、わくわくしてくるんじゃないでしょうか。

そんな風に、未来に希望を感じる締めくくりの一冊でした。

インターネットと言うのは、わからずに怖がらずに使うものではないし、怖がって恐る恐る使うものではないのです。

そのことを、マイルドな文調と、あまり専門用語を使わない、わかりやすい言葉で書かれていることもあり、小学校高学年くらいから読んでも大丈夫な本となっています。

こちらのサイトでも、小木曽氏の連載記事を読むことができますので、ネットの不安をなくす、またはわからないまま使うことを一考する参考としてご紹介しておきます。

toyokeizai.net